肉を柔らかくする方法は?鶏肉や豚ヒレなどの種類別の下ごしらえをご紹介

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今回は肉を柔らかくする方法について調査してみました!

安い肉を買って冷凍しておいたりすると、節約に繋がったりするのでやっている人も多いかと思いますが、良いお肉と比べてやはり固かったりしてしまうもの。

安いお肉でも、美味しく柔らかく食べたい!そんな時に出来る種類別の肉の柔らかくする方法をご紹介していこうと思います♪

肉を柔らかくする方法は?

肉は食生活に欠かせない物で、エネルギーになるので積極的に食べたい物ですよね。

固いお肉か柔らかいお肉かどうかは、普通の人だとなかなか見わけがつかないもの。

いざ買って調理食べてみると、固かった。。なんて経験皆さまもあるのではないでしょうか?

お肉を柔らかくする下ごしらえをご紹介していきますが、まずは何でお肉が固くなってしまうのかの原因から調べていきましょう!

肉が固くなってしまう原因は?

お肉が固くなってしまう原因は、

・筋肉の繊維質が固くなっている

よく動かされていた部分のお肉は、筋肉が発達しており筋線維が丈夫な為、硬くなっています。

この筋線維がつながったままだと、どうしても固いお肉のままになってしまうんですね。

・水分がなくなりタンパク質が固くなっている

タンパク質でお肉は出来ていますが短時間の調理だと、お肉の中の水分がなくなり筋線維が縮小され、タンパク質が結合する事も固くなってしまう原因です。

・pH値が高い

ペーハー値と呼ばれるこの値は、酸性とアルカリ性の度合いを測る物です。

お肉のpH値を酸性に近づける事で、柔らかいお肉になる事が出来ます。

以上の3つの原因が、お肉を固くさせてしまう理由です。

種類別の肉の柔らかくなる下ごしらえは?

では、実際の下ごしらえに当たって上記でご紹介した理由をもとに、柔らかくする方法はどんなものがあるのでしょうか?

今回は、

・鶏肉

・豚肉

・豚ヒレ肉

・牛肉

の一般的なお肉4種類の柔らかくする下ごしらえをご紹介していこうとおもいます♪

柔らかくなる下ごしらえの方法:鶏肉

引用元:https://www.kikkoman.co.jp/

まずは鶏肉です。鶏肉の中でもむね肉は熱を通すとぱさつきやすくなってしまい、もも肉は歯ごたえが元からあるので、固く繊維感がある食感になってしまう事が多くあります。

更に、他のお肉と違い脂肪分が少ないので水分が逃げる調理法をするとパサパサになってしまいます。

そんな時にオススメなのは、漬け込み調理法です。

今回は、3種類の漬け込む物をご紹介していきます♪

・重曹と塩水

<用意するもの>

・鶏肉2枚

・重曹 小さじ1

・塩 小さじ1

・水 400cc

以上を混ぜ、1~2日その中に漬け込んでおくと言うものです。

重曹に含まれる炭酸ナトリウムが繊維質をほぐし柔らかくしてくれます。

買ってすぐに使わない場合には有効な方法ですね♪

・はちみつ

お次ははちみつに漬け込む方法です。

<用意するもの>

・鶏肉 1/2枚

・水 400cc

・はちみつ おおさじ1

すべて混ぜ合わせて、1時間ほど放置しておきます。はちみつに含まれるプロテアーゼという酵素は、脂肪を分解してくれる働きがあるので効果が期待できます。

・すりおろしりんご

最後はすりおろしたりんごに漬け込む方法です。まんべんなくすりおろしたりんごが鶏肉にかかるくらいの量で、鶏肉に揉み込んでいきます。

更に、そのまま使ってショウガや醤油を混ぜ、唐揚げにも出来るのでりんごを無駄にせずに済みますね♪

柔らかくなる下ごしらえの方法:豚肉

引用元:http://classic-pork.com/about.html

お次は豚肉です。何かと便利で色々な料理に変身できる豚肉ですが、繊維質な物も多く固いお肉にあたってしまう事もしばしば。

そんな豚肉のおすすめの下ごしらえは、

・筋切り

・お肉をたたく

事で解決できるかもしれません!

筋線維を切断してあげる事で縮小して固まってしまう事を防ぐため、筋が見えている部分は包丁で切断しておくのがベストです。

また、筋が見えにくい場合にはお肉を綿棒で叩いておくだけでも、筋線維が縮小してしまう事を防ぐ事ができますよ♪

柔らかくなる下ごしらえの方法:豚ヒレ肉

引用元:https://belluna-gourmet.com/

お次は豚ヒレ肉です。豚肉の中でも脂身が少ないので、タンパク質も豊富でアスリートにも人気のヒレ肉。

その分、焼くと固まりやすいのが難点ですが、1番オススメなのは味噌につける事です。

肉100gに対して、おおさじ1の味噌と小さじ1の水を加え、すりこむだけです。

味噌味の料理しかできない!と思いがちですが、すりこんだ味噌は調理する際に水で洗いながします。更に、それでも気になると言う人は調理の際に酒を加えると、より柔らかく味を消す効果もあるのでおすすめですよ♪

柔らかくなる下ごしらえの方法:牛肉

引用元:https://www.gizmodo.jp/

最後は牛肉です。肉!と言う感じがして、味もしっかりしているのでそのままステーキにして食べたりも多い肉の種類。

塊の肉を買ったけど、固かった‥となりがちな牛肉でもあるので、その場合にオススメ出来るのは

・玉ねぎをすりおろして漬ける

タンパク質が豊富な牛肉なので、タンパク質の分解の役割を持っている玉ねぎをすりおろしてつけておくと、柔らかく仕上がります。

更に、ステーキのソースにこの玉ねぎのすりおろしも使えるので、多くすりおろしてしまっても安心ですね♪

漬ける時間は30分ほどでいいので、急いでいる時でも簡単にできます。

・ヨーグルトに漬ける

ヨーグルトに含まれている乳酸菌が、お肉の繊維をほぐしタンパク質を分解してくれる働きを持っています。

ヨーグルトは味の邪魔をあまりしないので、そのまま焼いてもOK!気になる方は水で洗い流す事をオススメします。

こちらも、30分ほど漬け込むだけで劇的に柔らかくなりますよ♪

肉を柔らかくする下ごしらえに関しての世間の声

 

色々な方法がありますが、時間と食材を見ながら使える下ごしらえをして、安い肉でも美味しく食べられるようにしてみてくださいね♪

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