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痴漢や性被害の経験者の女性の声に端を発した「痴漢対策」。
女性の間で「正当防衛なんだから安全ピンで刺せばいい」「海外では安全ピンなんて生ぬるい」
などと物騒な会話が注目されると、世間では賛否様々な意見で大荒れな展開になりました。
またこの話題に注目した大手企業も護身グッズの開発に乗り出し、議論はさらに拡大。
文具用品などを手がけるシヤチハタ(名古屋市)が、痴漢対策用のハンコの発売を検討していることが分かった。
同社はJ-CASTニュースの取材に、「SNSなどでのご意見をもとに、商品化に向けて議論していく」と話す。
傾向として女性の声には聞き入るようなところがあるのかも・・?
そうした中、男女の意識に大きな開きがあることに気づいた人のツイートが共感できる、と話題になっています。
痴漢被害の解決は男女の意識の差が大きくて難しい?
世間で痴漢の被害についての意見が荒れている様子を見て、
大介▼ #殺彼3巻&CD2弾発売中(@sleeper_is_mine)さんが以下のようにツイートしていました。
痴漢の話題ってなんでこんなに男女で意見が割れて荒れるんだろうって不思議だったけど「世の90%の男性が痴漢や性犯罪をした事がない・見た事がない・認識をしていない」のに対し「世の90%の女性が軽重問わず何かしらの性犯罪の被害を受けた事がある」この凄まじいまでの認知の溝の所為だよなぁ
— 大介■ #殺彼6巻発売中 (@sleeper_is_mine) May 27, 2019
知り合いの女で性犯罪被害を受けた事がない人とかいないんじゃないかって感じだもんなぁ、見た目とか年齢とか関係なく電車通勤や電車通学経験のある女性ならほとんどの人が何かしら嫌な経験してるのは女の間では常識だけど男性にこの話すると大体「んなバカなw」って反応がくるの絶望的だよね
— 大介■ #殺彼6巻発売中 (@sleeper_is_mine) May 27, 2019
痴漢被害への対策で賛否が分かれるのは
- 痴漢する人が悪い
- 痴漢に遭う人が悪い
- 痴漢対策の方法が間違っている
- 男女の身体的な差を利用して被害者ぶっているだけ
- 男がみんな悪者扱いされているように感じる
- 女側による痴漢だってあるのに注目度も処罰も違う
と言うように問題がある場所が一元化できないところにあるためなのかもしれませんが
その理由自体、
大介▼ #殺彼3巻&CD2弾発売中(@sleeper_is_mine)さんの言うように、男女の生理的な思考の差があるために複雑化するのかもしれませんね。
ネットの反応
都会の満員電車で通勤・通学をしている女性なら、一度も痴漢に遭遇したことがない人は相当に少ないです。被害者は一度でも経験すれば忘れませんし、犯人は性癖なので繰り返します。この辺の認知の歪みですね。
以前女性をターゲットにしたぶつかり男が話題になった時も同様の感覚ありました。— 空気海 (@air_and_sea) 2019年5月27日
認識バイアスがかなり掛かってるんだと思いますねぇ、悪いのは痴漢した人間なのに、女性は犯人が特定できないので男全体を敵対視してしまうし、男性側はほとんど身に覚えがないのに叩かれてムッとしてしまうというアレ
— 看板長🚨 (@brabo111) 2019年5月27日
そして更に溝を深めるのが、女性が被害体験を話すと大半の男性から嘘や誇張扱いされたり、自意識過剰や自衛不足と言われたり、性コンテンツに接するかのようなエロ目線を向けられる経験を何度もすること。
事には及ばなくてもこの人らも加害者と同じメンタリティだなと思うようになります。— さかもと@発達障害の家庭教師アティピカル (@kokorohealth) 2019年5月27日
男女差の意識の差があるのか、また、その差があったとして直接痴漢被害と結びつくかどうかというのは、正確なデータがないために証明することはできません。
男女の意識の差があるとしても痴漢被害は痴漢する人間自身が犯罪レベルなのであって、一般の人とはモラルや思考が違う、と言うことは男女の差と結び付けてしまうとよくないですね。
犯罪被害とともに、冤罪被害も問題視されている現状がより良くなることを願います。
世間の反応
但し実際に冤罪事件も多数発生しているし、私自身満員電車でカバンを持っている手が他の乗客のお尻にあったってしまいその状態で身動きがとれなくなって困惑した経験があります。間違えられたら人生が終わってしまうという恐怖を感じました。
痴漢の被害者も冤罪の被害者も出ないようにする方法があればよいのですが・・・。
犯罪者は、GPSで管理し、公共の乗り物へ乗ることを制限する仕組みにすれば、犯罪者が電車やバス等を利用することはなくなる。
つまり、犯罪者がそこにいなければ、痴漢や盗撮は起きないってこと。
仮に乗ろうとしたら、GPSから音が出たり、センサーで察知したりして、乗らせないようにするとか。