ウランを売買(販売)のサイトはヤフオク?流通経路や出品者情報や出品ページと使用用途は?

2019年1月31日、インターネットオークションサイトで、放射性物質であるウランが売買されたという異例の事態が話題になっています。

ウランを売買していたのはヤフオク?

今回、ウランが販売されていたのは「インターネットのオークションサイト」という事。

日本で最大手のオークションサイトといえば、思いつくのは「ヤフオク」一択。

メルカリやラクマなら「フリマアプリ」という呼び方をするはずです。

出典:http://blog.livedoor.jp/yahuokusan/archives/76485713.html

そして実際に、ウラン物質が販売されていたという、サイトのページはこちら。

この画像が今回の事件に対する出品物であるかは、わかりませんが、これは明らかなヤフオクのアプリの画面でウラン物質です。

主な流通経路と見られているのは下記の図のような形であるという事。

出典:https://www.kyodemo.net/sdemo/r/poverty/1548879179/

そしてここに書かれている、イエローケーキというウラン物質の詳細は、こちら。

イエローケーキ(Yellowcake)は、ウラン鉱石精製の過程の濾過液から得られるウラン含量の高い粉末である。
鉱石の種類により様々な製法が用いられるが、通常は鉱石を粉末状にし、化学処理して刺激臭を持つ粗粉末を作る。これは水に不溶で約80%の酸化ウランを含み、約2880℃で融解する。
イエローケーキ中のウランは、99%以上がウラン238であり、放射性は非常に低い。
ウラン238は、40億年以上と非常に長い半減期を持つため、放射線を放出する速度が非常に遅い。
この段階は、より放射性の強いウラン235が濃縮される前であり、そのため、この段階のウランは同位体比が天然と変わらず、天然と同じ放射性を持つ。放射性半減期が長いにも関わらず、生物学的半減期は短い。
イエローケーキは、天然のカリウム含有鉱物やコールマンランタンに用いられる酸化トリウムのガスマントルと同程度に無害である

このヤフオクのイエローケーキの出品は2018年の6月の出品物で、これ自体が本物のウラン物質であるのかはわかりません。

ただ、イエローケーキ自体には放射性は低いというものの確実に放射物質は含有されているようで、偽物だとしてもこういった物が出品されているという自体は異常すぎる事で、不安を煽ります。

ただ、ウラン鉱石であるなら、大丈夫であるという事も。

産経新聞の過去の記事でも、ドイツのドキュメンタリー映画「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」という映画の監督が語ったイエローケーキについてのインタビューを掲載していた事がありました。

「ウラン採掘を批判しているわけではなく、まずは事実を知ってほしい」と話す。

イエロー・ケーキとは、天然ウランを精錬してできる黄色い粉末のこと。原料の鉱石から取り出す際、処理できない放射性廃棄物を発生させているにもかかわらず、世界中の原発がこの粉を求めているという。「主に北米で使われている隠語で、関係者は自分たちの行いがやましいと思っているから『ウラン』と口にできない」

たとえ、人体に直接的な影響はなかったとしてもこのような物質が簡単に、オークションサイトで未成年でも誰でも購入できるような状況は望ましくないのは事実。

ヤフオク側も大量の出品物がある中、全てを監視するのは難しいのかもしれませんが、ある程度の責任を持った監視を行う必要はあるし、今後出てくると思います。

こういった、個人売買サイトの中でもヤフオクの「個人取引だから自己責任」という傾向は強く、過去から現在まで盗難品〜違法コピー品まで様々な、出品物が乱立しています。

現在の情報では出品者情報や出品ページと使用用途は判明していませんが、これから捜査が進み、事実が明らかになっていく中で、出品者・購入者以外にもヤフオクの体制の是正も求められるところです。

ウラン物質がヤフオクに出品されていた事に対する世間の反応