透析中止で安楽死を促した公立福生病院の医者は医療ミス?公表や処分はある?病院側の今後の対応は?

2019年3月7日、東京都福生市の公立福生病院で腎臓疾患の患者の女性に透析を中止した事が話題になっています。

事件が起こったのは2018年の8月9日。亡くなってしまった奥さんの旦那さんは報道陣に対し、

「半年過ぎてもダメ。何とか気持ちの整理はつけたつもりだけど、だいぶ引きずっている」。

未だ、気持ちの整理がつかずに悩んでいるという事を話しています。

ネットでは、透析中止により安楽死を促した事に対して、議論がされています。

医者はどういった人なのでしょうか?処分は?今後の病院側の対応も気になります。

透析中止で安楽死を促した公立福生病院の医者の公表や処分はある?

出典:毎日新聞

今回の透析中止を促したとされる 公立福生病院の医者の名前や顔画像などはネット上では公表されていません。

また、現在の2019年3月7日の段階では、透析中止した処分についても明らかにはなっていません。

この問題を受けて、日本透析医学会の中元秀友理事長は調査委員会を発足。

これから調査委員長に医学会理事の土谷健・東京女子医大教授を迎え、透析中止をした55歳の医師に事実関係を聞いていく方針のようです。

土谷健教授(調査委員長)

透析中止は医療ミス?

出典:毎日新聞

今回の透析中止を受けて、ネット上では「医療ミス」かどうかについても議論が続いています。

そして、今回の透析中止に対して、透析中止を提案した事が悪い。(あくまで提案しただけである。)という事が悪いというより、止の患者の撤回意思を無視した事にあるのではないかとも言われています。

確かに本当に患者の女性が、透析の中止を撤回する事を求めていたなら、それを無視して引き続き透析中止を実行する、もしくは誘導するように仕向ける医師の発言と行動はあってはならない事。

透析を中止し、痛みや不安で潰されている中で、正常な判断ができない状況であったため、中止する前の最初の言葉を信じて透析中止を続行したと医師は発言しているようですが、そもそも最初から全てを知識の無い患者に決断を委ねる事自体が間違っているような気もします。

本人意思がどう捉えられるか難しい所でありますが、本人が決断した事にしたとしても、しっかりとした手順を踏まえて決断されるべきもので、医師単体でできるものではないはず。

今回の事件が、病院内で了承の元で行われた事なのかも現在ではわかっていない所ですがこれから調査委員会の調査により事件の真相が明るみに出るはずです。

2019年3月10日追記:人工透析治療を中止した外科医は2014年ごろ、透析治療中止という方針を松山健院長(当時・副院長)に提案し、松山院長が了承していたという事が明らかになりました。

了承した理由について松山院長は「選択肢を患者に提示することが普通の医療だから」

と、話しています。

日本透析医学会のガイドラインで設置が望ましいとされている倫理委員会を開かなかった理由についても、松山院長は「普通の医療の一環だから」と説明しているようです。

また、高須クリニックの高須院長もこのようなツイートを発言。

もし今回透析中止を行った医師がきちんと「透析中止」についてのデメリットを全て伝える事をしていたらこのような事は起こらなかったはず。

安楽死が良いとされているわけでもない社会の風潮の中で意図的ではないにしろ、結果として安易に死を促す形になってしまった医師の判断は正しかったとは言えず、適切ではないといえます。

今後の調査委員会の続報次第で真相は明らかになると思いますが、生死の問題を軽くみているとしか思えない今回の事件に波紋が広がります。

透析中止起こした医師についての世間の反応

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1 個のコメント

  • 私の母も、一昨年福生病院で息を引き取りました。
    血液系の難病でしたが担当した50代くらいの外科医は、自身の父親を延命措置し高額の医療費を払った上で亡くした事を引き合いに出し、しきりと延命措置の無駄さを説明しておりました。
    あの医師と、今回の医師が同一人物かどうか解りませんが、有耶無耶にされずに真相究明されることを望みます。
    ちなみに今回の件とは直接関係無いかもしれませんが、ここ福生病院は常に病室はガラガラでベッドも空いており、あまり評判が良いとは感じませんでした。公立の大規模病院は人気が高く入院患者が多くて速やかに退院させられてしまう印象があるのにダラダラと入院が続き、リハビリさせられているうち様態が悪化してしまいました。また経営側でも医師を迎え入れるのになかなか苦労していると聞いたことがあります。

    病院としては都合良く入院加療し、都合良く死んでくれると有難い。そんな事は無いと私は信じたいです。

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