【埼玉県 川口市】埼玉県立高校 生徒が中学時代のいじめにより自殺。メモには「教育委員会は嘘つき」

埼玉県 川口市内に在住し、埼玉県立高校に通う15歳の高校1年生、小松田辰乃輔君が自殺していた事が9月9日にわかりました。

小松田辰乃輔君はメモに、「教育委員会は嘘つき」と残しており、大きな波紋を読んでいます。

メモ全文

「教育委員会は、大ウソつき。いじめた人を守って嘘ばかりつかせる。いじめられたぼくがなぜこんなにもくるしまなきゃいけない。ぼくは、なんのためにいきているのか分からなくなった。ぼくをいじめた人は守ってて、いじめられたぼくは、誰にも守ってくれない。くるしい、くるしい、くるしい、つらい、つらい、くるしい、つらい、ぼくの味方は家ぞくだけ」

「今度こそさようなら」引用:文春オンライン

3回の自殺未遂の末、自殺か

1回目、2回目の自殺未遂

報道によれば、自殺した小松田辰乃輔君がいじめを受けていたのは、市立中学に入学した年の2016年9月。

市教委などによると、小松田さんは2016年4月、中学に入学。同5月ごろから、サッカー部の同級生や先輩から悪口や無視などのいじめを受けるようになった。同9月、「助けてください」などと書いた手紙を担任に複数回渡したが十分な対応はなく、自宅で自殺を図った。母親は登校をやめさせたが、翌月にも自殺未遂をした。引用:日本経済新聞

サッカー部の仲間からの度重なるいじめの末、周りに訴えるも意味をなさず、2ヶ月の間に2回の自殺未遂。

2回目の自殺未遂は警察から市教委に連絡をしている。その後、学校側は11月、ようやく、いじめの有無に関するアンケート調査を始めた。教頭から結果を伝える電話がかかってきて、「いじめはない」と言った。引用:文春オンライン

3回目の自殺未遂

3回目の自殺未遂は翌年の4月。

「2年になってもいじめが解決しない。学校も先生も許さない」とする遺書を書いて自宅近くのマンションから飛び降りて重傷を負った。その後、学校側はいじめを認め、同11月、市教委が第三者委による調査を始めた。引用:日本経済新聞

3回目の自殺未遂から半年後、市教委が調査委員会を設置。学校側もいじめを認めたようですが、調査の経過報告は小松田さん側に伝わっておらず、十分なケアもされないまま中学校を卒業する事に。

市教委は、3回目の自殺未遂をした半年後の2017年10月、市長に「いじめの重大事態」と調査委員会設置について説明。同年11月2日、ようやく調査委の第1回会合を開いた。

学校側がいじめをなかなか認めず、認めた後でも十分なケアがされず、学習支援もされないまま、中学校を卒業することになった引用:文春オンライン

高校生活では

小松田辰乃輔君は、いじめられていた中学校を卒業後、埼玉県立高校に入学。

進学した高校については、「学校は楽しい」と話していた、という。欠席はない。しかし、9月になり、学校が始まったことや、近くに加害者の家があることなどで、精神的に不安定になっていた。

引用:文春オンライン

高校でいじめが行われていたと言う報道はなく、「学校は楽しい」と発言したものの、2019年の9月8日4度目の自殺で命を落としてしまいます。

市教委のや学校の対応

まとめると、小松田さんのいじめに対する訴えによる市教委や学校の対応は、

  • 2016年9月   2回目の自殺未遂後、警察から市教委に連絡。学校側の調査の末、「いじめはない」
  • 2017年4月   3回目の自殺未遂後、市教委はいじめがあった事を認める。
  • 2017年10月 調査委員会を設置。
  • 2017年11月 調査委の第1回会合を開く。

約2年後の2019年9月、今回の出来事を受けて、市教委は「経緯も含めて調査していきたい」としています。

ネットの反応

ネットの声
教育委員会は生徒を守る為ではなく教師を守るためにあるんだと思う。いじめっ子の親ほど厄介な物はないし、面倒な事はしたくないのだと思う。
ネットの声
身体的ないじめを受けたら、傷害事件として警察に。そして警察も「それは学校で解決して」なんて言わず、ちゃんと取り合って上げて欲しい。いじめは民事ではなく刑事事件です。でも、無視とか証拠のない嫌がらせは難しいのかな…。
ネットの声
教師を守るためというより、自身のメンツを守るためが強いと思ってしまいます。ほんと情け無いです。
ネットの声
教育現場の惨状も伝えられている位だし、先生方や教育委員会も、触れたくても触れられないくらい疲弊しているのかもしれないけどね。

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