日本国紀で無断転載(コピペ)されたwikiの文章はどの部分?出版中止の可能性も

発売前から増版となる話題作で作家百田尚樹氏による日本の通史『日本国紀』が、11月12日より発売されました。

しかし発売直後からこの書籍の内容にwikipediaが無断転載しているという噂が後を立たず、ついに本日の「DHC:虎ノ門ニュース」で百田尚樹氏本人がwikipediaの無断転載を認める発言をしたとのことで、今後大きな波紋が広がりそうです。

百田尚樹氏のこれまでの功績にも傷がつきかねない今回の事件ですが、実際にどの部分で無断転載をしたのか、また、そうした内容が含まれた書籍をこのまま販売し続けるのかも気になるところです。実際に調べてみました!

日本国紀で無断転載(コピペ)されたwikiの文章はどの部分?

ツイッターでは数々の引用箇所の指摘がされており、その数はツイッターの報告だけでも12箇所を超えるようです。

詳しいコピペ疑惑の箇所はこちらが参考になりそうです。

引用については実際、大学生ですらwikipediaの引用は行いません。一般人が簡単に編集できる上、情報元が非常に曖昧なことが多いためです。

また、コピーする、ということは「理解をした上で語った言葉ではない」とも言えます

日本国紀の読者からは数ページごとに矛盾しすぎているという批難もされていますので、もしかすると本当にほとんどが「コピーや引用の詰め合わせ」でできた本になってしまっている可能性も否定できません。

ただ、百田氏本人としてはこうした事実には触れず、全体におけるwikipediaの引用の割合をみて欲しいというのです。

「私は「虎ノ門ニュース」で、「膨大な資料に当たり、その中にはwikiもあり、参照・引用した部分もある」と言った。 ただし、それは原稿用紙500ページ中の1ページにも満たない量である。 よほど『日本国紀』が読まれると都合が悪いのか?」

とツイッターで反論しています。

「ちょっとしか引用していない、あとは全部オリジナルだから批難される筋合いはない」という意見。。

批難を浴びているのは引用だけでなく、矛盾した内容についてでもあるのですが。上記はかなり強気な意見ですね!

ただこの引用だけ言及すると、実際に読者も、「長い歴史を語る上での補足説明くらい、wikiの引用は許される」という考え方と、「作家として仕事をする以上コピペはモラルに反するのでは」という考え方に別れるかと思います。

ツイッター上でも、読者の意見が激しく衝突していて、百田氏の書籍を巡ってはこれからさらに激しくなるかもしれません。

wikiの引用を擁護する側としては、

「歴史的事実を書く上でたまたまwiki自体の情報が正確で、同じ言い回しになっただけ」

・「日本国紀の情報が先にあり、wikiの情報はこの書籍を通じて編集された」

などという意見があり、批判側の意見としては

信用性に欠くwikiを引用することで言論に一貫性がなくなっている(矛盾している)という意見もあります。

どこまではwikiの引用で、どこまでがオリジナルなのか、ということについて、ツイッター読者の意見と百田氏の意見との食い違いを解消したら、その先に進展はあるのでしょうか。

いづれにしても、書籍の内容が信じるに足るものでなければ、ファンからは愛想をつかされてしまうでしょう。

平成最後という節目に満を辞して出版した書籍だけに、もう少し編集過程で百田氏の考えを精錬し、引用などについても軽んじることなく詰めて欲しかったと感じる人は多いはずですね。

日本国紀に無断転載(コピペ)されたことで出版中止の可能性も

さて、すでに百田氏は虎ノ門ニュースでwikipediaのコピーを認めていますが、この「引用」を書籍内で省くことは歴史物の出版物として許されるのでしょうか?

また、出版中止になる可能性はあるのでしょうか。

百田氏の今回の出版に影響を与えるのは、コピペをされたとされるwikipediaサイトからの著作権侵害の申し立ての有無、出版元である幻冬社の判断あたりが有力ではないかと思います。

wikipediaの著作権(CCライセンス)については、編集者がいる限り、wiki自体を変更しても編集をした全ての人物が著者になり、全ての人の許可が必要になることになります。

実際に引用表記もなく著作に引用する場合は、著作権違反となりますね。

しかし、編集者が声を挙げない限りはその事実を証明することは事実上難しいのかもしれません。

現在、百田氏自身は騒動については、コピペ疑惑の出どころに対し訴える構えを見せていますし、出版元の幻冬舎はこの著作を創立25周年企画として扱っており、広告料も朝日新聞に全面広告を出すなど、肝入りであることがわかります。

社長の見城徹も名実ともに権威ある人物であるため、販売は取り下げることはないのではないでしょうか。どちらかと言えば会社や百田氏としての解釈を説明して、TVや新聞等のメディアを逆手に取り読者の怒りを沈める方向に上手に舵を切っていくようにも感じます。

これから各報道局でも無視できないほど盛り上がっていけば、出版停止とまではいかないものの、会見などで何らかの説明はしていくかもしれませんね。

日本国紀で無断転載(コピペ)されたことに対する世間の反応

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