この記事は約3分で読めます。
人気漫画「チェンソーマン」の原作者藤本タツキさんが「少年ジャンプ+」に書いた読み切り漫画「ルックバック」に不適切な内容があると言うことで、一部修正され話題になっています。
ルックバックの修正箇所のページはどこ?
話題になった「ルックバック」は面白すぎるという声が圧倒的で、公開当日に120万PV。2日目には40万Vを突破するほど大きな盛り上がりを見せている漫画でしたが、
一方で、ネットの声で下記のような事を指摘するような声も見られていました。
- 暴漢の言動が「統合失調症の患者が犯罪を起こすという偏見につながるのでは」
それらの声を受けてか、集英社は「偏見や差別の助長につながりそう」な場面の一部修正を発表。
暴漢の言動などが一部変更されています。
犯行動機が「幻聴」→「誰でもよかった」に等
ルックバックの修正、「絵画から自分を罵倒する声が聞こえた」という表現には創作を志し、挫折した人間特有の捻じれたコンプレックスを感じ、印象的だっただけに一気にチープになってしまった感覚がある pic.twitter.com/FVfB0X4T2G
— パスワードが間違っています (@errorightn) August 2, 2021
ルックバック修正... pic.twitter.com/DREs9nYygr
— ミウ (@miu_xoxxo) August 2, 2021
ルックバック、
修正前の犯人は「自分と同じクリエイターがココロを病んでしまった成れの果て」で、
修正後の犯人は「クリエイティブを軽んじて表現を抹殺する無責任なモンスター」になっているんですね。「ありえたかもしれない自分の姿」から「全き他者」に変えている、と分析できるかもしれない。
— 籠原スナヲ (@suna_kago) August 2, 2021
「ルックバック」閲覧は↓から(少年ジャンプ+)
ネットの反応
ルックバックの殺人犯修正、元の犯人像から偏見が生まれる心配よりも「みんなで声を上げれば作品を修正させることが出来る」という成功体験を与えてしまったことを心配した方がいいし、本当に現実世界に有害な影響を与えてしまったのは後者なのではないか
— けふ (@kef_in_kyoto) August 2, 2021
ルックバックの襲撃犯が修正によって「絵(というか表現)を下らないものとして抹殺しようとするクレーマー」になったので、表現を殺しに来るクレーマーに対する怒りが詰まった修正なのかなとは思う。
— brilliance_luna (@brilliance_luna) August 2, 2021
ルックバック、あんなに多くの人が読んだのに、紙で刷られてないから修正前のバージョンが誰の手元に残らないというのが、なんだか「そうかこれが電子書籍か……」と思う。
— ジロウ (@jiro6663) August 2, 2021