IHIで不正検査のエンジンがリコールされない理由は?整備事業の撤退や国交相からの処分についても

民間航空機エンジン整備事業に携わるIHIが、受託しているジェットエンジンの整備事業の一部工程で数年間、無資格の従業員が検査していたことが日経新聞で報道され話題になっています。

不正検査(無資格の整備士による検査)は国土交通省の立入検査で発覚、企業からの発表の前に報道されてしまったことで企業は火消しに追われている様子。

今回の不正期間中に修理を受けたエンジンはどうなるのでしょうか?また、人の命を預かる業務として容易に許せるものではない今回の不正に対し、国土交通省からどんな処罰がくだるのかについても調べました!

IHIで不正検査のエンジンがリコールされない理由は?

国交省は航空法に基づき、瑞穂工場(東京都瑞穂町)を今年1月に立ち入り検査し他とのことで、日経新聞では少なくとも数年間は受託しているジェットエンジンの整備事業の一部工程で数年間、無資格の従業員が検査していた、と報道しています。

報道によればこれまで100以上の検査数が対象となっているようですが、いずれもリコールの対象ではないようです。

不正の検査が「一部工程」だけとはいえ、エンジンがリコールされないのは少し違和感を感じますよね。

実はIHI側は現段階で国交相と協力しながらの「調査中」としながらも、

  • 「日経新聞などでは報道されているが、当社発信の情報ではない」
  • 「エンジン部品修理の検査に不適切な事象があったことが明らかになったことは事実」
  • 「お客様、お取引先にご迷惑をおかけしていることを衷心より深くお詫び申し上げます」

といった書面を公表し、「不適切な事象」の内容や、その中で扱われたエンジンについての言及を避けていました。

IHIの文書についてはこちら→「本日の一部報道について」

リコールがされない一番の理由は、なるべく詳細な公表を先延ばしにすることで顧客や企業の反発を抑えたい狙いがあり、企業の時間稼ぎではないかと感じてしまうのですが、表向きは現段階でリコールになるレベルの問題ではないと判断したということかと思います。

ただ「調査中のため」という言葉を使うことで、不正の影響が大きければ調査の結果〜と言い訳ができ、不正が影響なければそのまま不正自体をうやむやにしてしまおうという腹ではないかと考えてしまいます。

IHIはインフラ大手の企業であるだけに、事実公表やリコールなどの非常対応には非常に慎重になっていることは確かです。

IHIで不正検査で整備事業の撤退や国交相からの処分についても

企業側からの公式発表では「エンジン部品修理の検査に不適切な事象があった」と言うまでに留められている今回の問題。

不正検査が行われたことは間違いなさそうですが、企業側が事態を明らかにしていないので、今後の動向については様子を見守る形になりそうです。

現在国交相とIHIが協力して実態の調査を行なっているようですが、もし企業側の対応が不誠実なものであれば国を代表するインフラ企業の信頼は相当落ちることになりますし、海外顧客の目もあります。

できれば早く実態の把握につとめ、真実を公表してもらったほうが、利用客も安心できるはずですが・・。

IHIで不正検査に対する世間の反応


そうか、航空機の整備にも資格が要ったのか。

まぁ当たり前と言えば当たり前だけど、素人の自分には知る由もなかった。

ということは世の中には一般には知られていない資格とかがたくさんあって、それの無資格でって事例も数限りなくあるんだろうね。

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