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インターネットインフラ事業の大手GMOが、2019年12月を最後にメーリングリストサービスの「freeml byGMO」のサービスを廃止することを公表しました。
10年以上の長きに渡り、日本最大級のメーリングリストサービスとして運営されていたfreeml を利用した人はかなり多いかもしれませんね。
この廃止に対しネットでは「懐かしいな」「会社で使っているのにどうしよう」などという声も・・。
現在利用中の人にとっては、「急すぎる」という声も聞かれますが、廃止理由も少し気になります。現在の代替サービスとともに調べて見ました。
GMOのfreemlが廃止される理由は?
現在、GMO公式からfreeml廃止に関しての明確な理由は公表されていません。
今回の廃止について、GMOは公式サイトで発表。
【重要なお知らせ】freeml byGMOのサービス終了につきまして
いつもfreemlをご利用いただき、誠にありがとうございます。
長年にわたりご愛顧いただきましたfreemlですが、2019年12月2日(月)12:00をもちまして、サービスの提供を終了させていただくことになりました。
今までfreemlをご利用いただいた皆様には、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
終了に際し、多大なご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
引用:https://www.freeml.com/ep.umzx/grid/Guide/node/GuideFront/g/FreemlEnd/
完全なサービス停止は12月とありますが、公式を見ていくと、7月には新規のML(メーリングリスト)の作成ができなくなり、段階的ににアプリの提供停止などができなくなっていく予定のようです。
freemlを利用中の方はかなり早い段階で代替のMLに切り替えていく必要がありそうで「急すぎる」という声も上がっていますね。
ただ、GMO側の廃止連絡や廃止に伴うスケジュールが非常に計画的であることから、単純に利用者が現象したことが廃止理由になるのではないかと思われます。
これまでfreeml の機能では、メールの一斉配信他、日程調整機能などのサービスが提供されていました。
こうした機能を補うスマホの後発アプリ「LINE」や他社の「スケジュール管理アプリ」などで用が足りてしまう人が増えたことが、利用率を下げた可能性はありますね。
freemlに代わる代替のアプリは?
ツイッターなどを見る限り、freeml のML利用者は今現在もかなりいる模様。
大体のMLサービスを探して見ました。
slack
Slackはグループチャット、1対1のメッセージング(Direct Message)、音声通話をWebサービスとして提供している。また同様の機能をデスクトップアプリ(Windows、macOS)およびスマートフォンアプリ(iOS, Android)でも提供している
chatwork
Chatworkとは、Chatwork株式会社が提供するクラウド型ビジネスチャットツールである。メッセージのやりとりだけでなく、タスク管理やファイル共有、ビデオ通話などが可能である。
このほかにもLINE WORKなどもあるようですが、実際の使用感についてはまだデータがありません。
今現在は「freeml」があらゆる機能を兼任していたために、その便利さを超えるツールがないというのが正直なところかもしれません。
主にLINEがfreeml殺したんだとは思うけど、とはいえ100人規模の連絡網をLINEで代替できるかというと無理なんですよね
— d6ms (@d6ms) June 3, 2019
世間の反応
色々コメントいただいた方々の中では、freemlは一番人気のようでしたね。そのメールはきちんと見てなかったみたいです。RT @livre001: サービス終了のお知らせメールの中で代替サービスとして紹介されていた、freemlが使い勝手が良いように思いました。
— 田丁木寸 (@matimura) May 18, 2014
freeml終了のメールが来た。2019年12月2日12:00で終了とのこと。学生のころのサークル運営からなんだかんだずっとお世話になってきたサービス。ありがとうございました。いまでも割とつかってるから代替手段探さねば。
— 堤大介@NPOコンサルタント (@22minda) June 3, 2019
freeml終了、顔も見たことない人の方が多い何十人もの院生への唯一の連絡手段を失うのは痛すぎるな…。院生のLINEすらほとんど知らないので代替のSNS導入できる気がしない。Gmailのグループ機能かなあ…。
— 不祥事 (@elgarian_tub) June 3, 2019