2019年7月21日に投開票が行われた参院選比例代表。
富士宮市の選挙管理委員会は23日、山田太郎氏の票を謝って山本太郎氏の票に計上して山田氏の得票数を0で確定させていたことを明らかにし、話題になっています。

(出典:NHKニュース)
開票結果を不審に思った市民らから多数の問い合わせがあり、間違いではないかとの指摘が電話やメールで相次ぎ、市選管が調査した結果、計上ミスが分かった今回のミス。
今回のことを受けて、ネットではなぜ0票計上を疑問に思わなかったのか、再集計しなかったのか、など不満の声も。問題の概要とネットの反応をまとめました。
富士宮市選挙管理委員会は会見・・山田太郎氏は515票あった
静岡県富士宮市の選挙管理委員会は15時より会見を行い、開票ミスを認め謝罪するとともに、ミスの原因と今後の対策についても言及しました。
正確な得票数は山田太郎氏、515票。山本太郎氏、938票。(発覚前は山本太郎氏へ1453票計上していた)。
富士宮市選管によれば、
- 自民党の山田太郎氏に投じられた515票を、れいわ新選組代表の山本太郎氏の票として誤計上。
- 開票作業時に(候補者ごとに)束ねた票が、同じ方として処理に流れてしまった。
- 2人1組で確認作業をするが、気がつかず職員も見落としたために起きた。
とミスの原因を説明。
再発防止については「あってはならいことなので、(再発防止を)考える」とし、人員配置やマニュアルなどを見直すと回答しました。
今回の件について総務省は「全体への選挙結果への影響はない」としていますが、1票の重みを軽んじていいはずがなく、決して楽観できない問題が浮き彫りになった形となり、ネットでは現状の手作業による集計に対して疑問視する声も多数上がっていました。
静岡県富士宮市の選挙管理委員会の発表によりますと、21日から行われた参議院選挙の比例代表の開票作業で、自民党の山田氏に投じられた515票を、誤ってれいわ新選組代表の山本氏の票として計上していたということです。
市の選挙管理委員会は、当初、山本氏の得票は1453票で、山田氏の得票は0票と発表していましたが、「この結果はおかしいのではないか」という市民からの指摘を受けて改めて調べたところミスに気付いたと言うことです。
富士宮市選挙管理委員会の佐野史俊事務局長は「たいへん申し訳ありません。再発防止に努めます」と話しています。
今回の選挙で山田氏は当選し山本氏は落選しています。
今回のミスについて総務省は「全体の選挙結果への影響はない」としています。(出典:NHKニュース)
ネットの反応



