クーラーで咳が止まらない原因は「エアコン咳」!咳が止まらない時の治し方と子供に及ぼす影響についても

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今回はクーラーで咳が止まらない原因について調査してみました!

夏になると、どうしてもクーラーを使わないと熱中症になってしまったり、体調を崩してしまいがち。

しかし、クーラーを使う事で咳が止まらないと言う「エアコン咳」という物があるのをご存知でしたか?

便利なクーラーにも、落とし穴が潜んでいるのですね。

咳が止まらない時の原因や治し方と、子供に与えてしまう影響についてもご紹介していこうと思います。

クーラーで咳が止まらない原因は?

エアコンをつけると、風邪をひいているわけでもないのに咳が止まらなくなったりつけている時だけ咳が出ると言う人も、多いのではないでしょうか?

熱も無く、ただただ咳が出てしまい腹筋を使うので筋肉痛になってしまった‥なんて人もいるようです。今注目されているエアコン咳について、どんな原因があるのかをご紹介していこうと思います。

エアコン咳って何?

エアコン咳とは、エアコンを使う事により咳喘息を引き起こしてしまっている状態の事です。

エアコンの室外機は1年中外に置いてあり、ホコリやカビが繁殖している場合もあります。

更に、冷気が加わる事により咳ぜんそくを引き起こしてしまう原因に繋がります。

気管支にホコリやカビが入ってしまう事で刺激され、粘膜が傷ついてしまうと共に外と中の寒暖差によっても、敏感な人は刺激を受け侵入した物を外部に出そうと咳こんでしまう事になります。

また、もう1つの原因に夏型過敏性肺炎と言う物もあります。

これも、咳ぜんそくと同じくカビやホコリが侵入し、肺炎を起こしてしまう夏特有の病気となっています。

クーラーで咳が止まらない時の治し方は?

では、クーラーで咳が止まらない時の治し方についてご紹介していこうと思います。

咳ぜんそくは、気管支ぜんそくの1歩手前まで来ている状態なので、放っておくとぜんそくを引き起こし年中大変な思いをする可能性も潜んでいます。

また、夏のクーラーがキッカケで粘膜が敏感になり事あるごとに咳をしてしまったり、夜寝苦しくなって寝不足になってしまうなど、弊害もあるので早めの治療をするのがオススメです。

咳ぜんそくは、2週間たっても咳が収まらなかったりエアコンを掃除してもなかなか咳が止まらない場合には、吸入ステロイドと気管支拡張薬での治療が初期の治療方法になります。

吸入をすると数日で咳が楽になってきて、2週間で咳の頻度がおさまり、1か月後には10分の1になると言われています

早めの治療をすればするほど、完治するのも早くなるので呼吸器科を受診するようにしてくださいね。

クーラーが子供に及ぼす影響は?

大人でも辛い咳ぜんそく、赤ちゃんや子供の小さい身体には、もっと負担が大きくなってしまいます。

エアコンについているカビにより、大人が咳ぜんそくを引き起こしてしまったら、免疫力の低い赤ちゃんや子供は更にダメージを受けている事になっているので、咳がとまらなくなっている事も多くあります。

赤ちゃんや子供が咳を頻繁にしていたら、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。

更に、体温調節が未熟な赤ちゃんにとってはクーラーの風が直接身体に当たるのは冷やしすぎになってしまうので、直接身体に風が当たるのは避け、との差を3~5度に保つようにしましょう。

クーラーを使いたい時に気を付けるポイントは?

引用元:https://www.o-uccino.jp/article/posts/6470

とはいえ、クーラーを使わずに生活するのは真夏日や猛暑日では辛いもの。

我慢しすぎて熱中症になってしまったら元も子もないので、上手にクーラーと付き合っていく事が重要です。

クーラーを使いたい時に気を付けるポイントは全部で3つあります。

・クリーニング

・外気との差を少なく

・送風運転をする

この3つを詳しくご紹介していこうと思います。

クーラーを使いたい時に気を付けるポイントその1:クリーニング

まずはエアコンのクリーニングをすることです。

1年中あるエアコンですが、頻繁に掃除している人は少なく、突然の猛暑日が来てしまってそのまま掃除せずに使ってしまっている‥なんて家庭もあるのではないでしょうか。

しかし、思っている以上にエアコンは汚れており、カビ、ハウスダスト、ホコリと目に見えない細かい汚れもたくさん潜んでいます。

フィルター掃除は週に1度を目安に、拭き掃除はこまめに家庭で行い、シーズンに1度は専門の業者でエアコンクリーニングをしてもらうのもオススメです。

1万円前後で家庭ではしづらい分解洗浄までしてくれるので、健康の為にも頼んでみるのがいいですね♪

クーラーを使いたい時に気を付けるポイントその2:外気との差を少なく

お次は外気との温度差を少なくする事です。寒暖差により、弱った粘膜に刺激が加わり更に咳ぜんそくを悪化させてしまう事があるので、注意が必要です。

どうしても身体を冷やす為に風を人に向けてしまいがちですが、部屋全体を涼しくすることを目標として暖かい空気が溜まってしまう上向きにエアコンの風向を向けるように心がけてください。

外気との差が開いてしまうと、より刺激を受けてしまう事になるので温度計などで確認しながら使うようにしてくださいね♪

クーラーを使いたい時に気を付けるポイントその3:送風運転をする

最後は送風運転をすることです。エアコンの冷房機能を利用すると、外気との差でエアコン内に結露が発生し、内部の湿度は90%ほどにまで登ってしまい、カビが繁殖しやすい状態を作ってしまいます。

その為、エアコンを利用した後30分は送風運転をすることによって湿度を下げ乾燥させ、カビが繁殖しにくい状態を作る事が重要になります。

このひと手間をすることによって、普段の掃除と合わせてグンと咳ぜんそくのリスクを減らす事ができます。

エアコン咳に関しての世間の声


元々気管が弱い人だけでなく、普通に過ごしていた人も突然起こってしまうエアコン咳。夏に欠かせないクーラーはとても便利ですが、使い方や掃除を間違ってしまうと大変な事になりかねないので、注意して快適に使うようにしてくださいね♪

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