無償化対象外の私立大学や短大の名前はどこ?経営難で10校が定員割れなどと深刻に

2018年12月28日、大学(短大)の無償化における政策で、10校が無償化の対象外になるというニュースが話題になっています。

無償化対象外になる理由は、今回の無償化は、教育を受ける学生への救済措置を目的とした政策であるため、「定員割れを頻繁に起こしているような質の悪い経営難の私立大学の救済措置になってはいけない」といった理由からによるもの。

無償化の対象外になった経営難の大学や短大とは一体どこの私立大学や短大になるのでしょうか?

無償化対象外の私立大学や短大の名前はどこ?

出典:https://tanuki-no-suji.at.webry.info/201801/article_2.html

経営難による危ない私立大学の噂をよく耳にする所ですが、意外な事に無償化対象外になってしまうほど深刻な大学達は意外と少なく10校程度。

その10校は、公表される事により危ない私立大学として認識され経営の負担になってしまう事が懸念される事からか、今回のニュースでは残念ながら公式には明らかになってはいません。

今回の無償化対象外にになる基準というのは、

  • 負債が資産を上回る債務超過の状態
  • 収支の差額が3年連続赤字
  • 3年連続で学生数が定員の8割未満

上記の3つの全てに当てはまる高等教育(私立大学・短大)。

これらは、学校法人が複数の大学を持っていたとしても合計で換算されるわけではなく、あくまで1校ごとの状況を把握して決定したものであるそうです。

収支や負債等の事の詳しい事はわからない所になりますが、「定員割れが4割」とよく言われている昨今の私立大学の状況で定員割れが8割未満になる大学(短大)がわずか10校しかないというのは少し不思議な所です。

2018年現在では、私立大学は602校。私立短大は314校で合計は916校。 その内の10校の約1%程度しか無償化の対象外にならないという事になります。

  • 私立大学の定員充足率は6割
  • 赤字の大学が37%
  • その半数が3期連続の赤字

という数字がデータとして出されている数字にもなりますが、このデータがそもそも間違っていたのか?

10校程度という報道が間違っていたのか? 疑問が残る所です。

2018年の定員割れの状況

 

ただ2018年現在定員割れしている大学は減少傾向にあるのも事実のようです。

  • 志願者は2017年より276,000人増加。
  • 合格者は27000人減少。

これが前年比の2018年の私立大学のデータのようで、志願者は増えるが合格者は減るという数字。

これは、定員超過を大幅にしてしまった大学は補助金が受けられなかったり、新しい学部の新設が認められないといったルールによる影響で、都市部の人気の集まる大学の入学者を抑える方向にあるようです。

合格者が抑えられるため、私立大学への入学者は減るが、それにより私立大学に入学するのが難しくなるというため、滑り止めや色々な大学の試験を受けるため、出願数が増えるという状況。

そして2018年、定員割れが減少傾向にある一因としては、私立大学の定員超過の制限により第一志望に落ちた人が、第二志望第三志望の大学に入学したためではないかとも言われています。

河合塾参考PDF

少子化が加速している日本。教育の重要性、大学進学の重要性が浸透してきているのは確かですが地方ではそこまで重要視されていなかったりするのも事実です。

今回のような無償化のような政策が徐々に広まる事により、大学進学のハードルが下がり、自分の望んだ人生に必要な教育を受ける事の重要性を学生が実感し、大学進学率が上がる事が期待できるかもしれません。

無償化対象外の私立大学や短大についての世間の反応