バドミントンの事故でのペアの関係性と高額賠償の理由は?スポーツ保険の保証金額は?

先月、東京都内の女性がバドミントンでダブルスを組んだ相手のラケットが目に当たって大けがをしたとして、ペアの女性に損害賠償を求めた訴訟について、東京高裁が先月、ペアの女性の全責任を認めて約1300万円の支払いを命じたニュースが話題になりました。

趣味のバトミントン教室に通う生徒の間柄で起きた今回の事故は20144月に起きています。2018年の9月まで争った背景には示談だけでは解決できない理由があったようです。

出典:http://pontiacpolice.com/fueru.php

判決は被告に10割の責任を課すという極めて重い結果。

スポーツ中の事故を巡ってチームメイトに全ての責任があるとした司法判断は異例のことだけに、バトミントンをスポーツとして楽しむ人々の間に大きな衝撃を与えました。

バドミントンの事故でのペアの関係性と高額賠償の理由はなんだったのでしょう?スポーツ保険の保証金額についても調べてみました!!

バドミントンの事故でのペアの関係性は?

今回訴訟を起こしたのは趣味のバトミントン教室に通う40代女性

この女性のように、近隣市民でスポーツのサークル活動に参加する人は珍しくありません。

レベルもアマチュアレベルから初心者まで様々で、「バトミントンが好き」という共通点のみで集っている場合が多いかと思います。

これを背景に、このダブルスの女性同士が友人でない可能性は高く、共通点が「バドミントン好き」であること以外はモラルやスポーツマンシップのあり方に差があった。こうした背景が訴訟の一つのきっかけかもしれません。

またニュース記事によると怪我の程度はというと、

事故は2014年12月、趣味のバドミントン教室の仲間ら4人が都内の体育館でプレーしている最中に起きた。ペアの女性が相手コートから飛んできたシャトルを打ち返そうとバックハンドでラケットを振ったところ、ネット際にいた原告の左目に当たった。

原告は左目の瞳孔が広がって光の調節が難しくなり、日常生活に支障をきたすようになった。このため、慰謝料やパートの休業補償などを求めて提訴した。

(引用:http://news.livedoor.com)

日常生活に支障が出るほどの怪我を負った本人にしてみれば、堪え難い苦痛でしょう。

被害者の女性の不注意だったのではないか、加害者が常識外れのプレイをしていたのかはわかりませんが、結果的に被害者は癒えることのない傷を負ってしまいました。

被害者には大きな実害が、加害者には巨額の賠償金が・・今回の判決が被告に対し厳しすぎる、という意見も多く上がっていますが、被告は1審でも780万の支払いを命じられています。裁判官が公平にジャッジしたと言えるのかもしれませんね。

バドミントンの事故での高額賠償の理由は?スポーツ保険の保証金額は?

事故による慰謝料の内訳には、「慰謝料・パートの休業補償」とあります。1300万円も支払えと言われたら、いくら自分に非があるとはいえ、頭を抱えてしまう金額です・・。

スポーツ中に事故が生じた場合であっても、加害者がルールやマナーを守ってプレーしていた場合には、加害者の行為が「過失」・・注意義務を怠ったと言われる可能性は低くなるのですが、

一度「過失」を認められた場合、賠償請求は避けられません。

今回の場合は被害女性の眼球に後遺症があるので、後遺障害等級5級〜6級程度の認定がされたのではないかと思われます。

等級 後 遺 障 害 自賠責保険(共済)金額 労働能力喪失率
第5級 1号:1眼が失明し、他眼の視力が0.1以下になったもの 1,574万円 79%
2号:神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
3号:胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
4号:1上肢を手関節以上で失ったもの
5号:1下肢を足関節以上で失ったもの
6号:1上肢の用の全廃したもの
7号:1下肢の用を全廃したもの
8号:両足の足指の全部を失ったもの

引用:https://jico-pro.com/columns/14/

後遺症の程度が重いほど労働能力喪失率が高くなるため、裁判での賠償金額が上がり、別途精神的な慰謝料も請求されてしまう。ということになるようです。

また、スポーツ保険に加入していれば、損害賠償金の額に対して支払限度額を限度に支払いが可能だとのことです。

スポーツ保険に加え、任意保険に加入していればこのような万一の高額賠償にも対応が可能であると思います。

スポーツをする上では双方が怪我のリスクを承知し、双方がある程度自分で予防することを心がけながらも、保険はしっかり入っておきたいところですね。

バドミントンの事故での高額賠償についての世間の反応

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