aikoのCDが安い本当の理由は原価や広告費が関係?ベストアルバム「aikoの詩」が格安だと話題に

シンガーソングライターのaikoさんがリリースする4枚組のアルバム「aikoの詩」が安すぎる。。と、話題になっています。

今回aikoさんが2019年6月5日リリースするアルバムは1998年のファーストシングル「あした」から始まる計38枚のシングル作品とカップリング曲ををまとめた4枚組のベストアルバムのような作品。

価格は通常盤3500円。DVD付きの初回限定版は4000円だという事です。

ネット上では、安すぎる。。と話題になっているようですが、その真相は?

aikoのCDが安い本当の理由は原価や広告費が関係?

今回、ネット上で「安すぎる。。」と噂されているaikoさんの「aikoの詩」ですが、そもそも本当に安いのでしょうか?

過去に複数組のベストアルバムをリリースしているアーティスト値段と比べてみると

    • (コブクロ)ALL TIME BEST 1998-2018 【初回限定盤】(+DVD) ¥5184
    • ZIGGY20周年記念4枚組 BEST ALBUM「VICISSITUDES OF FORTUNE」¥5,760
    • 安室奈美恵 Finally 【3CD+DVD】¥4644
    • B’z The Best XXV 1988-1998(初回限定盤) ¥3600

どれも3枚組以上のDVD付きのアルバムになりますが、対する今回話題になった「aikoの詩」

  • 通常盤(4枚組)¥3500 税抜
  • 限定版(4枚組+DVD)¥4000 税抜

あぁ、確かに若干安め!!

そして、今回「安い!」と話題になった事に対して、aikoさんは「より多くの人に聞いて欲しいから頑張って安くしたんです!!」とのコメント。

そもそもCDの原価って?

引用:CDの原価

そもそも、CD現物の原価自体は皆さんの知っての通り、現代ではもはや格安。

それに諸々の経費がかかるという事になります。

プロデューサーの明石昌夫さんの著書、『音楽を作る売るという仕事』には

CDにかかる費用(1000円CDの場合)

売値:1000円

小売店(CDショップ)の取り分……25〜30%–300円

アーティスト印税……1%–10円

JASRACから支払われる印税……6%–60円 このうち約半分が事務所の取り分で、残った30円を作詞家と作曲家が等分して15円ずつ。

原盤印税(ポップス系の楽曲の場合)……12〜15%–150円

残りの480円から販売費とCD問屋さんの取り分として10〜15%–120円。

残り360円。

CDの容器代、ブックレットの紙代、印刷代、デザイン料、カメラマン、スタイリスト、ヘアーメイクへの支払い、撮影スタジオ代、ロケバス代などもろもろ、音以外のCD制作費として10%かかったとすると100円。

残り260円。

宣伝費はレコード会社次第ですが、10%前後が適当−−100円。

840円かかった残りが160円がレコード会社の利益ですが、制作費や宣伝費あたりが赤字になるので、ここで埋め合わせをします。

引用:『音楽を作る売るという仕事』

このくらいの分配金と諸経費がかかる事になるのですが、ベストアルバムとなると過去の焼き増しの寄せ集めにもなるため、音源制作費がもはやほぼいりません。

加えて、MV製作費用等の広告費用も発生しないのでかなりお得にリリースする事ができるようなんです。

そういった経緯や、昨今のCDが売れない状況を含めて、利益を最大化するためにも今回の「aikoの詩」が他のアーティストのCDよりも若干安く売られているという事になりそうです。

どちらにしてもネットニュースになるくらい、安さについて騒がれているのは広告としても効果は抜群だったのではないでしょうか。

ネットで拡散される事を踏まえての、今回のCDの安売りだとしたら長年固定されていたCD販売の概念を打破するある意味革新的な販売手法とも言えるかもしれません。

そういえばaikoさんといえば、病気についても噂されていました。現在の状況も気になりますね。。

aikoの病名と病気の症状と復帰はいつ?引退の可能性とライブ中止になった時の動画は

2018年10月23日

aikoのCDが安いという事についての世間の反応